揚げたてゴキブリの生き方

絵を描いて、読書して、旅をして。 版権多め。

艦これRPG、前準備回第二回目!

前回の続き。

艦これRPGをやるにあたっての基礎事項を確認しよう編!その2!

今回は実際にキャラクターシートを作成しながら、確認してみることにしました。

 

 

G=ゴキブリ提督(俺)
狐=狐提督

 

<キャラシートの話>

G:まぁ、口で説明するだけだとわかりにくいですし、なかなか面倒なんで……実際作りながら確認しますかね。

狐:でも初春さんいないんでしょ……。G:鳳翔さんもいないんで。……で、誰がいいですかね?狐:ん~……じゃあ、叢雲ちゃんでお願いします。G:はい。あと、私もとりあえず吹雪で……試しに作ってみますね。



<初期個性を選ぼう>


G:じゃあ今回は駆逐艦だからー……初期個性は3個。叢雲ちゃんは<負けず嫌い><支援>以外にもう一つ、弱点として個性が取れるみたいですね。
狐:ふむふむ。じゃあ<索敵>にしますかね。苦手らしいので。
G:了解了解。吹雪のほうは<名声><マジメ>ともう一個かぁ。じゃあ、<大胆>を弱点としてとっておこうかな。
狐:マジメとかかわいいです。
G:さすが主人公!あ、あとはギャップを一つ埋めといてください。どこでもいいですよ。
狐:でた空白。
G:ギャップです!(笑)


<個性リストを見ながら>

G:ほかにも色々あるけど……なんかあれだね。納得できるものが多いというかなんというか。
狐:<幸運><アイドル>とかああ……ってなりますよね。
G:最終的に最大6個まで個性は取れるから、楽しみだね。
狐:それにしても、多いですよね。キャラシート作成で個性を選ぶのが一番楽しくて一番むずかしい。長所として取る分にはまだ楽なんですけどね。弱点となると……悩みます。
G:確かに!弱点として、となると齟齬が出てくるかもしれないですねぇ。単に苦手としているのか、自分がそうだからこそ弱点になっているのか……。どちらの解釈でとってもいいよ!とはなっているので、気にしなくてもいいのかもしれませんけど。
 こうして個性の違ういろんな艦娘ができるわけですね。んー……(個性リスト解説を読みながら)……背景分野や魅力分野とかは比較的想像がつくものの……航海分野と戦闘分野は微妙にわかりにくいかもしれませんね。
狐:一度説明してくれればわかるんですけども。
G:多いですからね……。
狐:買えってことですか!
G:まぁ、読み物としても面白いですから(笑)

 前半は笑いあり涙あり(?)のたのしい実録リプレイ。中間でTRPGとはなんぞやというところから教えてくれる親切設計なルール説明。後半は世界観説明やシートを含めた各種データといった感じです。前半と後半のあれやこれだけでも艦これの読み物として楽しめるのでおすすめです。


<基礎データ入力>

G:駆逐艦ボーキサイト以外の資材と相性がいいらしいので、ボーキだけバツにしておいてください。

狐:はーい。
G:あとは、これですね。命中力、火力、回避力、装甲力、装備力、行動力。各数値も艦種によって大体決まってるみたいです。
狐:命中と火力と回避と……?
G:各項目詳細については……読んで字のごとくといいますか。まぁ、なんだ。ネクロニカの火力とか装甲とか装備とか、あんな感じ?
狐:ネクロニカ(笑)

G:あ、それでですね。順番に2/0/2/6/2/17です。
狐:ふんふん。火力のなさがさすが駆逐艦って感じでかわいいですね。
G:ですねぇ。あ、長門と比べると色々よくわかりますね。
狐:例えば?
G:命中力0
狐:ウッ (※電探四積みを思い出す)
G:火力4
狐:ま、まぁ、それは……。
G:回避力0
狐:……まぁ、知ってます。
G:装甲力12の装備力4!
狐:ああ、さすがといえばいいんですかね。
G:そして行動力7!
狐:は?
G:行動力、7!
狐:………………長門さんですから!
G:そうですね!!!!!

 行動力の高さはつまり燃費の良さと直結していると考えれば、駆逐艦と戦艦の燃費の差が歴然と見えてきますね。当然といえば当然なので、納得といえば納得なのですが……改めて数値として出されるとなかなかにやっとしました。


<装備とアビリティ>

G:えーと、じゃあ次は下の方に進みまして……装備とかアビリティですね。駆逐艦は小口径主砲と魚雷で。指定個性は負けず嫌いと支援で、こんな感じですね。(割愛)
狐:駆逐艦!って感じの装備ですね。そして結構、魚雷の効果がえぐいえぐい。
G:2D6ですからね。最大12ダメージって。いたたた。

狐:はい、書き終わりました。
G:つぎはアビリティですね。色々あるわーっていう話はしたと思うので……。
狐:龍田さんの固有アビリティがなかなか怖かった(笑)
G:ですね。叢雲ちゃんの固有アビリティは<沈みなさい!>です。

 ちなみに、ちょっと言うのが恥ずかしかった。てへ。

狐:かわいい。
G:もう一個は<護衛艦>ですね。効果は……ネクロニカの<かばう>みたいな?
狐:あ、はい。
G:これで大体記入終わりですね。
狐:読み込みと個性リストが終わればあとは結構楽ですねー。


<人物のはなし>

G:あとは人物ってとこですね。えーと、今回はお試し作成ではあるんですけども……一応これも練習ということで。この吹雪と関係組んでおきますかね。まだなんも始まっていないので、感情値0はいいとして……。
狐:この属性ってやつですね。
G:これも判定表あるんですよ。
狐:じゃあ振ってみますか!
G:1D6で、プラスの感情とマイナスの感情とそれぞれあります。どぞ。
狐:(コロコロ…)5、ですね。
G:いとしい か かまってほしい、 ですね。
狐:叢雲ちゃんかまって欲しいのか……
G:(コロコロ…)3。たのしい か こわい (笑)
狐:かまって欲しいのとこわいのと(笑)
G:なんというすれ違い宇宙!

余談。
狐:長門と吹雪とかならもっと面白かったですね。
G:ああ、駆逐艦がこわい長門と?
狐:なんでそうなるんですか(笑) 駆逐艦大好き長門と戦艦こわい駆逐艦でしょう、そこは!(笑)
G:だって面白いかなって(笑)


<そのとき二人に衝撃が走った>

G:これでほんとうに大体うまりましたね。折角なんで、ルルブ読み上げつつ確認しますね。
狐:はいはい。
G:叢雲ちゃんのデータ。えーと、吹雪型5番艦叢雲。
狐:あ。
G:あ。そうだった、この子ら……姉妹だ!(笑)
狐:お姉ちゃんに構ってもらいたい妹!
G:そんな妹がこわい長女!これは……!
(暫く盛り上がる)

G:こほん。えー、熱いハートを持っている、尊大高飛車ツンデレセーラーワンピの艦娘です、と。
狐:うんうん。ツンデレ艦かわいいです。
G:本当に可愛いですつらい。

<損傷状態のお話>

G:これで全部埋まりましたね。あとは損傷状態についてですか。
狐:小破、中破、大破、轟沈と。
G:ダメージによってパーツ損傷個数が変わるんですね。それに応じて、マイナス補正がついたり。
狐:パーツ損傷って言い方……。
G:ネクロニカですね。
狐:艦これRPGが殺伐感ましてきましたね。
G:おやめください!(笑)

G:……とはいえ、なかなかそうでもないとは言い切れませんね。
狐:いや、艦娘は死んでないですからセーフですけど。
G:まぁ、それはごもっともな。システムの……装備とかスキルとか、損傷とか。結構ネクロニカっぽい雰囲気ですよね。
狐:人物のところは……。
G:ネクロニカなら未練相当ですか(笑)
狐:やっぱり!(笑)
G:あ、あ、でもほら。ゆうこやの方もあるじゃないですか。つながり。あれも属性とか値とかありますし……。ほら、思いも最大5点ですよ、5点。
狐:や、ここは未練で行きましょう。
G:サツバツ!!!

<アクシデント表のこと>

G:アクシデント表とかもあるんですね。
狐:ほうほう。
G:あ、「奇妙な猫がまとわりつく。」っていうのもありますね!
狐:ねこ(笑)。
G:しかもマイナス効果が2まで累積。
狐:二匹(笑)。
G:あとは味方に被弾とか、普通に行動値がごっそり削れたり。
狐:さすがアクシデント表!
G:自分にマイナス影響が積み重なる分にはいいんですけど、味方に被弾とかは辛いですね。
狐:リアルラックの関係からして、そういうことが増えそうで嫌です。
G:ああ、女神が微笑んでますね……。

 ふたり揃って遠い目をしだしたのでこの話はここでおわった。

<艦隊名のこと>

狐:あ、艦隊名と提督名って欄はどうします?
G:その前に鎮守府名はこれで決まりなんですか。
狐:血塗れのドラゴン帝国で決まりでしょう(笑)。
G:アッハイ、わかりました。えーとですね、艦隊名も鎮守府名みたいにダイス決定できるんですよ。
狐:振るしかない! (コロコロ…)数値はー……これですね。
G:はい。えーと……(表を見ながら)……国際……向日葵……部隊。
狐:血塗れのドラゴン帝国所属、国際向日葵部隊。
G:どうしてそんなに部隊名が平和なんだ!
狐:鎮守府名がアレだからでしょう(笑)
G:なんてこったい(笑)

 ということで、艦隊名は国際向日葵部隊に決定してしまいました。なんというほのぼの!それに比べて、鎮守府名はなんてブラッディ!(笑)


狐:提督の外見表もありましたよね。
G:狐さんは試しに振ってみた結果、昼行灯提督とか元艦娘提督とか出てましたね。狐さんって艦娘なんです?
狐:なるとしたら駆逐艦ですかね。で、ゴキブリさんは?
G:振ってみろってことですか。 (コロコロ…) 女性提督でした!
狐:なんでそんな普通なんですか、ずるい。あとつまんない。
G:ひ、ひどい!(笑)

 揚げたてゴキブリ提督は女性提督になりました。ははは。日頃の行いがいいからですね!(爽やかな笑顔)

 

<この後について>

狐:じゃあこれでキャラシートは完成なんですね。
G:そういうことになります。あとは……まだ読めてないんですよ(笑)。読み終わり次第、実際にやってみようかなとは思うんですけどねぇ~……いつになるか。
狐:このあとはもう導入なんですね。
G:そうなります。セッションはフェイズごとに進んでいくので……。まず、導入フェイズから始まります。ここで顔合わせとかですね。具体的にはPC紹介って感じですか。
狐:どのセッションでも最初にやりますね。
G:ですね。次に鎮守府フェイズ、決戦フェイズ、終了フェイズと続きます。それぞれ日常、戦闘、後日談、ですね。
狐:実質、二面から三面ってとこですか。
G:そうですね。あぁ、やっぱりネクロニカがちらつく……(笑)。

 

<おしまい!>

G:ああ、もうこんな時間ですね。それじゃあ、キャラシートのつくり方とダイスロールについては大体わかったと思うので、これでお開きってことで。 ここまでの感想はどうですか?
狐:ネクロニカとゆうこやとガープスと……って感じですかね。知ってるTRPGシステムがついちらつくといいますか(笑)。
G:わかりますわかります。フェイズ制とか損傷とかはついネクロニカネクロニカって言っちゃいましたしね。ほのぼの感とか関係とかの部分はゆうこや、それ以外ちらちらとガープスクトゥルフめいた何かが見え隠れ、と。
狐:足して割って、って感じでしょうか。システム面的な雰囲気は。
G:実際のところはやってみないとわかりませんがね。ほら、私たち初サイコロ・フィクションですから。これがサイコロ・フィクションかー!ってなるんじゃないですか、最後は。
狐:でしょうねー。
G:あとは私がちゃんと読んで、試してみて、それから建造ノ書の発売を待つのみです。
狐:やること多いな(笑)。
G:ちょいと忙しいので、いつになるかわかりませんけどね。ほかに気の知れたTRPG提督仲間もいないのでそのときはよろしくお願いしますよ!
狐:生きてればね。
G:そのとおり(笑)。
(以下、他愛のない雑談が続くのであった。)

 

 

おわり。