【A Dark Room】クリア日記
久々にガチガチガチガチとクリック連打しながらゲームをやっておりました。ツイッターのRTで回ってきた方も多かったのではないでしょうか?
ででん!
もちもちやっていたらクリアしてしまったので以下ネタバレたんまりしつつ感想をば……。
※以下の記事はかなりネタバレを結構含んでます。クリアまで行ってしまってるうえに、ちょこちょこ画像がわりとネタバレです。
ご覧になる前に、是非プレイしてみてほしいです!
とくに序盤の驚きは事前情報がない方が楽しいです。
先にプレイしてみてからの閲覧をオススメいたします。
難しいゲームでもないうえに、暇つぶしゲームとしてプレイできるお手軽さもあるゲームですので!是非!(ダイレクトマーケティング)
お分かりいただけるだろうか、このゲーム画面の途方もないシンプルさを……。
これがいいんですよ、これが!
ということで、ゲーム自体はこんな感じのシンプルさで進んでいきます。そして意外なことにまさかのリアルタイムタイプ(笑)。クッキー量産するのとか好きだった人はかなりの確率でドボンしそうですね。
ちなみに元々英語のブラウザゲー?だったようで、たまーーーーにイベントとかが英語のまんまだったりするものもあります。たしか「村が焼けました」的なイベント。英語苦手なのでさらっと読み飛ばしてましたがなんか焼けてました。こんがりと。
さて、とりあえずじゃんじゃん薪を燃やしまくってたら… あらびっくり。いつの間にか外に出れるようになったじゃあないですか!
外に出てからは突然の資材ゲー化。この切り替わり、嫌いじゃない……。
最初は「火の灯る部屋」と「森」だけだったのが、建築家さんのおかげでだんだんと大きくなっていきます。
建築家さんが小屋を立てれるようになってからが序盤!
もりもり小屋立てたり、あんな施設やこんな施設を立てていくと、だんだんと人が増えていきます。なんとなくマイクラとか、町づくりゲーとかを思い出す感じ… もりもり小屋立てまくったり、アクシデントに見舞われて村人が死んでしまったりしながら、だんだんと小さな村が大きくなっていきやがて賑やかな村へと発展していきます。
村の発展が進んでいくと、今度はなんと物資の使い道もバリバリ増えていきます。そもそも、最初木材しかなかったのにいつの間にかスゴイ種類の資材に(笑)。
木材、毛皮、肉、鱗、布…… どんどん集めていくうちに、さらに燻製が作れるようになったり、なめし革が作れるようになったりと技術も進歩していきます。
「文明発達ゲーかな??? テキスト版マイクラみたいな????」
などと思いつつ、資材が貯まるのを待ちながら進めていくと…【埃っぽい小道】なる行き先が登場!
なんじゃあこりゃあーーー!?!?!!
とおもいつつ、小道へ進んでみると……
なんじゃあこりゃぁあーーーー!!!!!!!
(※なお画像はわりと進んでるマップです※)
テキストゲーなのに探索ゲーってどういうこっちゃ我ぇーー!!!!おもしろすぎかぁああああ!?!?!!!!
などと叫びつつ、さらなる深みの第二ラウンド突入…… そしてこっからが【A Dark Room】の真骨頂……。
最初は村の回りをちょろっと探索するくらいしかできないのですが、技術が発展して、水や燻製肉をたんまり持ち運べるようになるともうもうこれが楽しいのなんのって。
ファンタジー系のTRPGはガープスをちょろっとやったくらいなのですが、あの時の楽しさを思い出しますね。A Dark Roomはそういう意味で、テキスト進行だしTRPGっぽさがあるのかもしれない……。
ここでとうとう沼にどぼんですよ。結局一日中ずーーーーーっとぽちぽちぽちぽちガチガチガチガチとマウスを連打して探索につぐ探索! 資材を貯めまくり!!! ときにうっかり肉が不足したり!!!! 燻製肉が足りなかったりしながら!!!!
だんだんと遠征距離が伸びてきてから、さらなる楽しさ!!!!
敵は強くなるわ、謎の廃墟が出てくるわで「なんとなぁ~~~く」世界観が見えてきます。まぁ結局、最後の最後まで世界観が詳しく分かったかというとそんなにわかってないんですけどね。
そして、うろちょろしたり死んだり踏破したりしているうちに状態はこんなことに。
ねぇ……
ねぇ…!!!!最初の超ド級シンプルさはどこに行ったの!?!?!?!!!ものすごい作り込みなんだけど!!!!!!!!!!!!
あと個人的にものすごくきゅんきゅんきたのが上の画像の一文。
「昔の武器よ、おかえりなさい。」
それまでにあちこちで散見してた「不毛な世界」の情報と、このひとことでなんとなぁ~~~く「あぁああそういう世界観かぁ~~!!!好き」と陥落しました、はい。
いちいち文章が素敵なんですね。そもこのゲームは文章が全てなだけあって、洗練されているというか。
さらっとしていて、それでいて景色がふわっと目に浮かぶ。こんな景色なんだろうか、こんな世界なんだろうか、と想像ができる。むしろ、余計な情報が全てシャットアウトされているからこそ鮮明に見える。これはすごいことです。本当にスゴイゲームです。
そんな感じで時折世界観と文章にきゅんきゅんしながら、さらに探索を進めること数時間……。
ナニソレ!??!?!!!!!!!
そんなの聞いてないよ!?!?!なにそれ!?!?!!!!!
そんな世界観だったの!?!!!!!!!!
と、世界観たまらねーぜセカンドインパクトをくらい私は吹っ飛びました。あんな要素もこんな要素も持ってるなんてなんて贅沢なゲームでしょう。
そしてなんとなく、このあたりでゲームのゴールを察し始めます。
終わりが近づいてきているなぁとさみしさを覚えながらさらに数時間。またも食料切れやら水不足やらで何度か力尽きてアイテムロスト☆彡を繰り返しつつも資材数の暴力でゴリ押しします。
日をまたいで…ついに。
つ・い・に!
やったーーーーー!!!!!!地図が埋まったーーーーー!!!!!
この地図を埋めるのが意外と大変。というか、見た目の割にマップが広いのなんのって……。
………………なんど世界が遠のいたことか……!!
想像を超えた恐怖の獣とか強すぎてめたくそに殺されまくったし、遭遇したときの恐怖たるやまさに恐怖の獣でしたし……。ソルジャーたちに遭遇した時の「え!?!?!!」という驚きも、これまた言い表せず。そして廃墟巡りやらあっちの人やらこっちの遺産やら、ほんとうに驚きと面白さの連続で、なんだかあっという間でした。
そもそも本当に埋め切れてるのか曖昧なところもあるので、こんどセーブデータもっかい開いてどうにかもうすこしうろうろしてみようかな、などとも思ってます。
あとせっかくならエイリアン合金(特殊アイテム)ももっと集めてみたいし…。
ともあれ、なんとなく目標にしていた「マップを埋める」という目標はおおよそ達成。満足です。
そして私は最終ラウンドへと足を踏み入れました……
最終ラウンド!それは!!!!
宇宙船での脱出ッ!!!!!!
もうほんとうに贅沢すぎるラインナップですね。
探索アリ、村育成要素あり、雰囲気あり、頽廃美あり、さらにSFアリとは…。
この脱出が最終ラウンドです。
なんせこれ、突然再びの別ゲー化が待っているんです。
スクショ撮り忘れましたし、なかなか苦戦はしましたが楽しかったので気になる方は是非やってみてくださいね。
と、そんなこんなでほぼ一日うだうだと休日を費やして、ついに私はあの不毛な世界を脱出してしまいました……。
最後は思ったよりもあっさり塩味すぎて物足りなさも感じますが、クリアがあったのだという驚きとクリアできたのだという達成感は意外や意外、楽しいものです。
無事、外気圏を突破して宇宙へ……。
スコアが出てきてエンド、です。この物足りなさよ… あの世界観に残された数多の謎よ…。というかスコアなんてあったのいね。っていうかスコアってなんのスコアなの……全然わからないよ……。
まぁ、とりあえずクリア!クリアったらクリアです!!!!
引きつけてやまない不可思議で、それでいて目に見えないのに途方もなく美しい世界でした。
先にも述べましたように、個人的にはTRPGっぽさがあるなぁ、と。文章だけだからこそ残された想像の余地がぐんぐんと押し広げられるというか…… これは余計な画像や音、野暮ったい解説がないからこそ、ときに恐怖を感じ、ときに美しさを感じ、ときに不毛さにかなしみ、ときに苦しみを覚え、ときに無常さを感じ、そして喜びを感じられる世界でした。
大げさなと思う方もいるかもしれませんが、雰囲気ゲーが好きな方は意外や意外、はまる……か・も♡
多くの謎が私の中には残されたままで、というかいろいろまだ拾えてない要素とかもあるようなので、非常に気なるところではありますが……。
また暇があったらガチガチポチポチとやってみたいですね。本当に私のすきな世界観をもったゲームでした!!!
doublespeak games様、Michael Townsend様、本当に素敵なゲームをありがとうございました…!すきです!!!!
それでは!以上!!!!
P.S.おまけ
セーブデータ保存しました。脱出直前に取ったやつでございます。
やたらめったら長い復活の呪文(笑)をコピペすることで恐らく同じセーブデータをプレイ可能。
かなり終盤…というかクリア直前なので面白みがないデータですが、せっかくなのでおいておきます。
kienuにてテキストファイルをダウンロード→メモ帳で開く→復活の呪文をコピペ→ゲーム画面の【セーブ】にて「インポート」で使用可能です。
※注意※
セーブデータを開く前に、自分のセーブデータを保存しておいてください。
(「エクスポート」で表示される文字列をすべてコピペしてメモ帳などに保存)
インポートした際に新しいデータが上書き保存されて、それまでのデータが消えてしまいます。
……………… いやぁ、ほんとうに素敵だったなぁ……