シロウ・コトミネの教会 ※8/16修正
ということで、Fate/Apocryphaに登場する教会について調べておりました。
いいですね。好きです。うっかり原作を買いました。最高です。
FateはFGOもプレイしてますし、ちょこちょこzeroみたりなんだりしてたので当然知ってはいるのですが、熱心なファンの方ほどがっつりはまっているほどではなくて、申し訳ないのであまり話題にはしないでいたのですが…
Apocrypha、いい……(陥落)
すみませんでした、もうハマらないとか言いません。おとなしくFateシリーズをじっくりゆっくり拝聴させていただきます…
何がそんなにツボにキたのかも考えていたのですが、どうにも、こうにも、神父に今再び敗北を喫したようです。
もともとzeroで言峰さんちの神父様をみて、CCCシリーズの彼を見て、ついでに五次の彼を見て、「うあーー神父だうあーー」と音を上げてはいたのですが…
ほら、Apocryphaって…シロウ・コトミネいるじゃないですか…
FGOでもね、「波乱を呼ぶ嵐のシロウピックアップ」には目が釘付け♡だったわけなんですけど…
無理だ~~~~~~~~~(大の字)
シロウがしゃべって動いてほほ笑んだうあ~~~~~~(即死)
まぁ、そこまでなりながらアニメ2話までのんきに見てたのですが、ふと、シロウ・コトミネのいる教会が目に入りまして。
Twitterで実在の場所らしいよ、とお伺いしまして。聖地が実在すると聞いた私はその真相を確かめるべく我々はアマゾンの奥地へ以下略。
※追記 8/16※
アニメも数話さらに増え、原作も読んできました~!
きちんと本編で「ルーマニア シギショアラ」と明言されていましたね!
実際の本編で出てくるのは「ルーマニア トゥリファス」とされており、こちらの方は実在しないそうですが……。
「獅子劫は今、霊体化させた彼女を連れてシギショアラの山上教会へと向かっていた。シギショアラは十二世紀、ザクセン人が入植して形成された都市である。中世ヨーロッパの面影を、これほど強く残している都市はヨーロッパでも希少だ」
「ともあれ、指定された場所へ向かうため、獅子劫は天蓋つきの階段を一歩ずつ登っていく。百七十二段あるといわれているこの階段もまた、山上にある教会と並んでシギショアラの名所となっている。」
(Fate/Apocrypha 第一巻より)
と、原作本編にも記載されておりました。
知らなかったのできちんとした記述ができず申し訳ありませんでした!
ということで、以下の情報は「原作未読時点」での情報になります。
内容としては大差ないのですが、若干情報がふわふわしているのはそのためになります。ご了承ください!
▽ ▽ ▽
とりあえず結論から。
「ルーマニアでしたです」
もうすべて終わりましたね。
ルーマニアでした。
そもそも、Apocryphaの舞台をここで思い返してみましょう。
「ヴラド・ツェペシュのおひざ元」
「ゆえに、彼は王として召喚されるだろう」
ヴラド三世のおひざ元?そうです、ルーマニアです!
他にも登場人物が最初の方で「ルーマニアで聖杯戦争」っていうのは説明してくださっている通りです。
舞台に合わせて、登場したのはあちこちルーマニアが参考されているようです。
一言でいってもう、最高!取材のきちんとされているアニメとかは風景を見ていて楽しいのでとても好きです。素晴らしい。
Fateに限らず、吸血鬼伝説が好きな人にとっても聖地ですしね。
こんなの行きたくなるにきまってますとも…
▼シロウ・コトミネの教会
そして早速なのですがアニメ本編よりこのシーン。第二話より。
出典:http://www.mauersberger-haarhausen.de/reisebericht_sighisoara-schaessburg.html
実在してる…(感動)
こちらの教会がどこなのかーとあちこち調べまわり、時にルーマニア語を翻訳しながら調べたところ…
ルーマニア シギショアラ歴史地区
山上教会(Biserica din Deal)
と判明しました。
(原作に書いてあるやん!というツッコミ。アニメで初めてみたのでほんと許してください…… 8/16追記)
ここにたどり着くまでに通り過ぎたいろいろなサイト様を拝見したところ、
どうやら山上教会は教会のある市内でも特に歴史的・建造的に価値のある教会として有名なようです。
教会ですが、すぐ隣にドイツ語学校が存在しており、作中で獅子劫と赤のセイバーの二人が下っていくながーーい階段はこのドイツ語学校に通う生徒のために作られたとかなんとか…
ルーマニア国内ですが、ドイツ移民も多かったため、教会にはドイツ人墓地があり、このようなドイツ語学校があったそうです。
なお、Wikipediaによると…
シギショアラにある山上教会は、1345年から1525年の間に段階を経て建てられた福音派の教会です。
教会は聖ニコラスに捧げられ、「ディール・スクール」の一角にあります。
トランシルヴァニアでは四番目に大きいゴシック様式の教会で、ロマネスク様式の礼拝堂や四角形の塔があります。
敷地内にある42メートルの高い塔は教会の鐘楼として建てられました。
山上教会には地下室があり、これはトランシルヴァニアで唯一のものです。
※若干ニュアンスが違うのですがそこは割愛。ルーマニア語さっぱりなのでふんわりとしたニュアンスだけお届けです。
なお、ディール・スクールとは丘の上の学校のことを言うようで、先にも述べましたがこの地域にはドイツ人が多く移民してきた関係でドイツ語学校がここにあるそうです。山上教会はそこと一緒に建てられているようですね。
※四角形のダンジョンって翻訳されるのでなんのこっちゃ?と思ったのですが、どうやら、いわゆる塔や天守閣のことを示すようですね。
私は今回調べるまで知りませんでしたが、調べると調べるだけ、シギショアラでは有名な教会なんだよーというのが分かります。
ちなみに地下はこんな感じだそうです。↓
出典:Reisebericht Rundreise Rumänien 2016 Teil 5: Schäßburg Birthälm Bonnesdorf Baaßen
ちなみに山上教会は「福音教会」だそうです。
プロテスタントの保守的な立場の教会ですね。
「福音ってなぁに?」という方に軽くご紹介させていただきますと、
聖書を間違いない神の言葉と信じる信仰の姿勢、その方々になります。
古代ギリシャ語では「エヴァンゲリオン」。
聖書を信じる聖書信仰のキリスト教の一つです。
また、日本では「福音教会」のことは「ルーテル教会」とも呼びます。
時々町中でも見かける教会ですね。
他にも「元要塞跡地に作られたと考えられている」などという一文もあるのでいろいろロマンの詰まった教会でもあるようですね。
いろんな参考サイト
●Biserica din Deal din Sighișoara - Wikipedia(ルーマニア語)
●Școala din deal din Sighișoara - Wikipedia
●山上教会 クチコミガイド【フォートラベル】|Biserica din Deal|シギショアラ
●Reisebericht Rundreise Rumänien 2016 Teil 5: Schäßburg Birthälm Bonnesdorf Baaßen(ドイツ語)
●Hilly Church, Sighișoara·(英語)
●Voice of the Gospel Christian Radio - Radio Stimme des Evangeliums: Biserica din Deal - Sighisoara
シギショアラの山上教会といえば比較的有名なようで、フォートラベルさんにクチコミページもありました。ありがたやありがたや。
あとはグーグルマップさんでも拝見することができます。
グーグルマップさんのほうだと、教会内全体を360度見渡すことができ、さらに地下室の入り口についてもうっすら見ることができて面白いですよ!
なお、教会に行くにはやはりこの172段の階段を通るそうです…。
足腰丈夫なうちにいきたいところ…
ちなみに話は変わるのですが、同じくルーマニアのブラショフには「黒の教会」という名前を付けられた教会もあるそうです。
●黒の教会 クチコミガイド【フォートラベル】|Biserica Neagra|ブラショフ
じゃあさしづめ、シロウ・コトミネのいるほうは赤の教会かなとか勝手なことを考えてました。だってそう思うじゃん…Apocrypha的には黒ってきたら赤じゃん…と(笑)。
実際、Apocryphaではトゥリファスという架空都市が舞台なので少しずつ異なるのでしょうが、いいですよね、やっぱり。元になった景色があるというのは。心躍ります。
デュラララ!!を見た後に池袋に行きたくなった気持ちとかと同じですね。誰だって好きに決まってます…
いやーー教会いいな~九州方面の教会巡りもしたいな~~~!!!
などと思いながら今回はおしまいとさせていただきます。
Apocryphaピックアップはまだですか(爆死の香り)