揚げたてゴキブリの生き方

絵を描いて、読書して、旅をして。 版権多め。

実写版モンハン、続編を希望する話!!!

世間での評判はやや悪い????

と聞いたんですけど、私はめっちゃ好きだったので、

 

めっちゃここがよかったよ!!!!!!!!!!!!!!!

好きな人は見てよ!!!!

 

というのを書いておきます!!!

 

ネタバレはあんまりないですが、

ちょこーーーーっとだけあるのでご注意ください!!!!!

 

ただ、「こういう人は見ない方がいいよ」みたいなところがあるので、それを先に…

 

(スゥーーー)

 

蜘蛛が苦手な人はダメです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

以上です(笑)。

 

そのほか、

・割と人がぽんぽん死ぬ

・割とホラー表現がおおい

・蜘蛛

・びっくりポイント多数

・ストーリーや設定がかなりガバ

 

この辺りもダメな人はダメかもしれません。

ただ、

 

つよつよ軍人チームが異世界転移して、

無双するかとおもったら、

異世界のモンスターが強すぎてなすすべもなく、

一人で異世界サバイバルすることになった。

 

とか

 

でっかい車をマジで吹っ飛ばしたり、

やべーロケーションは実際にそこにいって撮影した

 

とか

そういうのが好きな方は楽しめると思います。

というか見てほしい…(*‘∀‘)

 

ということで詳しくは↓↓↓

 

めっちゃみてほしいところ①

【もはやホラー映画】

 

ミラ・ジョヴォヴィッチが主演だよ~~と聞いた時から、

バイオ新作かな????????

と思ってたんですが、実は監督チェックしてませんでした。

あんまり詳しくないし!

 

で、本編が始まった最初の感想が

 

「おれぁ、バイオ新作を見に来たのか」

モンスターハンターってカプコンが出してるホラーゲームでしたか?」

 

もうお分かりですね。

モンスターハンターとは、モンスターパニック・ホラー映画です(ちがいます)

 

あらすじについては先に説明した通りなのですが、

 

ミラ・ジョヴォヴィッチ演じる主人公と、彼女がリーダーである軍人チームがヘルプ要請を受けて現地に行くと… なんやかんやで異世界転移!

転移した先で別チームの車両(だったもの)を発見するが…

 

(中略)

 

異世界はドデカやばやばモンスターが闊歩するやべーとこだった!!!

というお話。

 

近年の流行に「異世界モノ」がありますが、モンスターハンターでソレをやるところもなかなか… おいしいですよねぇ。

しかも異世界モノでも最近は「追放もの」とか「チートではない主人公」とか、ちょっとハードなストーリーが好まれているところもあり、『劇場版モンスターハンター』はそっち系が好きな方には割と好きかもしれません。

 

結論から言うと、わりと救いは少ない方の物語な気がします。

ツイッターでは「『ミスト』かとおもった」という感想がある通り。

 

…というのも、結構ばたばた人がなくなっていきます

 

モンスターハンター』シリーズのモンスターというと、ハンターよりもあきらかに巨大で、人が住むところに出没したら討伐しなければならない対象です。

それこそ、山からヒグマが降りてきたり、そういうレベル。いや、それよりもっとひどい。そういう存在です。

 

原作であるゲーム作品では、たびたび依頼内容で「町が…」「村が…」「家族が…」と悲惨な内容があったり…

最新作の『モンスターハンターライズ』でも「大社跡」で見受けられたり、過去作のフィールドでもあちらこちらにあるように時には村が一つ壊滅したり、というのはわりとよくある光景のようです。

 

当然、そこには目に見えない被害者がいるわけです。

でもってハンターさんもわりとあっさり、ヤツの火炎でふっとばされて1乙したり、アイツの爆裂パンチで1乙したり、ヤベーアイツの一面火炎ブレスで1乙どころか全滅したり……

とにかくばったばったやられていると思います。

そこはゲームなので、幸い我々のプレイキャラクターは復帰するものの…

 

実際の生身の人であったら、そうはいかないでしょう。

 

火球が直撃したらまず木っ端みじんになるなり、ステーキになるし。

爆裂パンチなんか食らったらそもそもぺっちゃんこになって肉片状態

火炎ブレスの威力を見れば、どう考えても瞬間蒸発待ったなし……

水冷ビームなんか食らったら、サイコロステーキ先輩の仲間入りだし…

雷なんか食らったら即死してるだろうし

いやいや、そもそもあんな風にかみつかれたりしたら体が引きちぎれるだろうし…

 

…っていうのが、全部そのまま劇中に登場します(*‘∀‘)ワーオォ

 

登場モンスター的に上の事例がそのままではないのですが、

今なんとなく脳裏に浮かべていただいたゴアシーンと大体似たようなのは登場します(笑)。

 

それでもって、もう一つだけ覚えておいてほしいのは、

 

海外で 人気のモンス ネルスキュラ

 

この1句(?)を覚えておいてください。

でもって、こいつのせいで「もうこれホラー映画として売り出した方がよかったんじゃないの…」という事態に陥ったし、「蜘蛛が苦手な人は見ないでね」という注意につながるわけです。

 

ホラー映画 蜘蛛

 

この二つのキーワードであなたの脳裏には何かがよぎることでしょう。

つまりそういうことです。あとはぜひ、本作をご覧ください…

『ミスト』が引き合いに出されるその理由がきっとお判りいただけることでしょう。

 

そのほか、監督が本当に本当に本当に、映画バイオの監督です。

映画バイオの監督と主演ミラってご結婚されてたんですねぇ… なんとなく納得しました(笑)。

あのある意味名コンビですから、そのあたりの画面作りとか迫力とか緊迫するシーンについては相変わらずイイシーンが多いかと思います。

えぇ、主にホラーシーン的な意味で。

 

そんなわけで、ホラー映画が好きな方にはぜひ見てほしいなーと思います(*‘∀‘)

 

具体的には前半だけでもいいから見てほしい(笑)

劇場のあの大迫力スクリーンで……

 

 

めっちゃみてほしいところ②

【撮影のあれこれ】

 

原作のモンスターハンターをプレイしている皆様は、

砂丘とか。

砂漠とか。

旧砂漠とか。

砂原とか。

 

そういうフィールドのことはよくご存じですよね。

 

一面がだたっぴろい砂だらけのあのフィールド。

シリーズによってその形は少しずつ異なっているものの、

まぁ大体ダイミョウがもぐってたり、ガレオス種が泳いでたり、ティガが走り回ってたり、ディアブロモノブロが突進してきたり、水辺にガノトトスがいたりするあのフィールドのことなんですけど…

 

今回の『劇場版モンスターハンター』のストーリーはほとんどがこういう砂漠系フィールドになってます。

 

日本でいうと鳥取砂丘ですか。

海外だとどこでしょう。思いつくのはサハラ砂漠とか、そういうところですかね。

 

 

で、監督。

 

「アフリカまで行ってきた」

 

おぁあああああああああああああああああ(´゚д゚`)

 

実はこれ、パンフレットに書いてあったのですが…

 

「モンスターをCGで作るなら、ほかはできる限りリアルにしたい」

「映画の80%は実在の景色を使っている。残りの20%はモンスターの場面だ」

 

とおっしゃられています。

 

製作チーム、アフリカの遥か遠くまでいって、テント村作って撮影したそうで……

ロケーションづくりに対する気合が半端ない。

 

あと、モンスター映画御用達といいますか。

大体、現代兵器は巨大モンスターに通用しないのがセオリーなので、まぁもちろん車が吹っ飛ぶシーンとかがあるんですけど…

 

「毎回4トン車飛ばしてたんだ!」

(パンフレットより)

アアアアアアアアアアアアアアアアアアア(´゚д゚`)

 

 

ほかにも、現代兵器VSモンスターとか好きな方は絶対「これだよこれ…」っていうシーンがばっこんばっこん見れるので、ぜひ見てみてほしいです…

製作チームがあの手この手で吹き飛ばした4Tハンヴィーのシーンとか、絶対好きな人は好きだから… というかモンスター以外は割とほぼ実写っていうところが見ごたえあるとおもうので、ぜひ…そのあたりをご覧ください…

 

 

 

めっちゃみてほしいところ③

【キャラクターと声優】

ちなみに私は吹き替え版でみました。

個人的には吹き替え版を推しております。

 

なぜなら声優さんが豪華だから(笑)

 

主人公メンバー

本田貴子
松坂桃李

 

主人公チームメンバー

杉田智和
宮野真守
井上麻里奈
中村悠一
花江夏樹

 

そして忘れてはいけない…

大塚明夫

 

(敬称略)

 

 

それと、劇場版には一応ベースとなっているモンスターハンターシリーズがあります。

1つは世界中で大ヒットを飛ばした『モンスターハンターワールド』。

 

実写版ビジュアルをご確認いただいた皆様にはご周知のことかと思いますが、メインキャラクターの「ハンター」のビジュアルは『モンスターハンターワールド』の調査班リーダーのビジュアルに寄せてあります。

そのほか、「調査に赴く」といったストーリーライン。

各所で登場するほかのハンタービジュアル。

本作で唯一登場する某アイルー……

このあたりのキャラクタービジュアルは、『モンスターハンターワールド』がベースとなっております。

 

もう一つベースとなっているのが『モンスターハンター4』でしょう…

ネルスキュラ初登場や本作ラスト顔見せモンスターなどはこちらからの登場である点と、4に存在していた「未知の樹海」や「古代遺跡」あたりはかなり引っ張ってきている印象でした。

(『モンスターハンターダブルクロス』かな?とも思ってたのですが、ネルスキュラ初出が『モンスターハンター4』なので一応こちらが妥当かなーーと思っております。)

 

さらに組み込まれていると考えられるのが『モンスターハンターフロンティア』シリーズや、『モンスターハンター2』あたりでしょうか。いやぁ、もっとあれこれ組み込まれている印象ですが…とりあえず私が把握できる範囲では…(笑)。

 

モンスターは『モンスターハンター4』あたりから登場しているものの、『劇場版モンスターハンター』内で調査船団が向かっていると思われるのが「塔」でした。このあたりについてはぜひ劇場版をご覧ください… なのですが、これもまたファンにはニヤリポイントがたかいのではないかな、と思いました。

「塔」… あんなやつやこんなやつとどったんばったんしたものです… ところでライズは和風なのですし、そろそろメインシリーズに歯茎おばけヤマツカミは登場しないんでしょうか? ビジュアルパワーアップの地獄の吸い込みを粉塵ですくってドヤドヤしたいです、よろしくお願いします。

そんなわけで、主にキャラクタービジュアルとしてもシリーズファンにはおいしいので、ぜひ見てみてほしいな~~~という感じでした。

 

 

 

さいごに

「評価は低め。でも見てほしい」

 

…でも、評価真っ二つなんですよね。

「ここがいい」「ここを見てくれ」といいたいところはたくさんあるのですが、いかんせん2点ほどどうしても「評価低くなりそう」というポイントがあります。

 

ひとつめはストーリーと謎。

ストーリーとしては「強敵は打倒した… 俺たちの戦いはこれからだ!」EDなので、物足りない気持ちがあるかなと思います。というかストーリー的には打ち切り連載みたいな終わり方。

ついでに設定の謎とかはほとんど放り捨てられていて、何一つとして解明できてません。

 

もう一つはモンスターの存在。

原作ファンとして、私は楽しめました。

ただ、「ゲームの原作」に比べると非常にリアリティが増しているところや、一部の映画向け改変(主にネルスキュラのあれこれがちょこっと)などは、「ゲームの原作モンスターハンター」が好きな方には衝撃的かなと思います。

 

この二点はどうしても気になってしまう方には受け入れがたいポイントになるのではないかと思っております。

 

 

ストーリーや設定の投げっぱなし度合は、逆に言うと、「監督続編何本作るつもりなんだ?w」っていう感じで今後に期待しております。

 

多分この後、

モンスターハンター
モンスターハンターⅡ アポカリプス』
モンスターハンターⅢ』
モンスターハンターⅣ アフターライフ』
モンスターハンターⅤ リトリビューション』
モンスターハンター:ザ・ファイナル』

で完結してくれるんだろうなと予想しております。(笑)

 

つまり次回作アポカリプスで、ラストに出てきたあのモンスターがメインになってあーなってこーなって、やっと倒したと思ったら云々…で、今作に出てきたあのステージの話が進んで、アフターライフあたりであの超大型モンスターが登場してムフフフフ… 

っていう寸法なので、ストーリーと設定については、続編さえ出てくれれば… と思います…

 

それと、映画向けの調整やリアリティ追求はあるものの…

モンスターハンターシリーズのモンスターって、かなりリアリティ追求モンスター多めなんですよね。もちろん、ファンタジックな部分もあるものの、「このモンスターが飛行しているのはこういう原理」とか「このモンスターはこういう食性」とか、生物的にかなり研究されて設定・デザインされています。

ただ、あんまりリアルにしすぎちゃうと… 今作の映画版みたいなことになってしまうのは自明の理だったのではないかなとも思います。

そういう意味で、モンスターの「現実化」も個人的には好きな方だったので、そのあたりがお好きな方にはモンスターの設定の追加などは受け入れやすいのではないか、と思います。

それと、先にも触れたように原作リスペが強いので、なんだかんだでファンであればファンであるほど楽しめる要素が多いのではないかな~~と思います。

 

そんなわけで!

 

ぜひ!

 

劇場版モンスターハンターをよろしくお願いいたします!!!!!!!!!

 

そしてあわよくば続編を見させてください…お願いします…お願いします…(成仏)

 

monsterhunter-movie.jp