揚げたてゴキブリの生き方

絵を描いて、読書して、旅をして。 版権多め。

進撃の巨人エンドオブザワールドを見る人へ

「劇場版進撃の巨人 エンドオブザワールド」

見てきましたー!!!

 

そんなわけで、これから見ようと思っている人が把握しておくといいものをめもしてみたり。

これを知ってるとさらに劇場版が楽しくなるかな、と思うので参考になれば嬉しいです。

 
・ベースとなるもの

神曲:地獄をめぐって恋人を探し、やがて天国へ向かう話。
失楽園:アダムとイブが禁断の果実を食して楽園を追放される話。
ディストピア:理想郷のひとつ。主に厳正な管理閉鎖社会。ひとつの天国であり地獄。


「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」とかは神曲だし。
壁の中の世界、っていうのは完全にディストピアの特徴を網羅してるものであるし。
次々と真実を知っていって、やがて楽園(壁の中)から出て行くことになる流れは失楽園的。
あるいは、「知らなくていい」という点も禁断の果実的で、ディストピアの特徴。
旧時代のものを封印する傾向にあるのもかなりディストピアの特徴。

ほかにも色々ネタとしてぶっこまれてるものなので把握してると見やすいし、
不明点がそれなりにわかりやすくなる、はず!

だってパンフに書いてあったからね!!!!!!!




・舞台は近未来日本
例えば現代に巨人が現れたとして、
それよりちょっとさきの話…と思っているといいはず


・飛行機とかないじゃん!
壁の中は不自由なのです。
つまり常に資源は逼迫しているわけです。
ないのではなく、高度技術は”使えない”っていうほうが正しいのである。


・地獄の話
マイナスからスタートしてる話です。

「上にのぼっていく」というのを覚えていくと、後半は見やすいところがあるので、登山のようなものを留意していくと納得できるところがあるかもしれないです。


・思惑は色々
でもあんまり難しくない。
現状維持したい人たち。
現状を打破したい人たち。
現状に甘んじてる人たち。
この三パターン。
そしてそれぞれに過激派と穏健派がいる!
と思っていて、どれがどんな人なのか考えるとわかりやすいはず。

クバルは現状維持。主に政府側はこれ。
エレンは現状打破。ただし穏健派と思っていて良い。
シキシマは秘密主義。ネタバレだから…。
あとのメンバーは現状打破穏健派。あるいは考えてない人たちです。



・原作は忘れよう
前編に引き続きこれが大切なんです。
なぜなら、諫山先生直々にそうするようにとお達しされているから。
「実写版になった時点でキャラクターの顔も変わってくる。全く別物として作って欲しい」
というようなことを述べられているので、
原作のことをいつまでも引きずってはならない。
これはあくまで、現代訳進撃の巨人なのである…



ほかにも色々あるけど、このあたりがわかっているとぐっと見やすくなるはず!
あとは存分に「え」「えええええ!?」「うぉおおお!?」「ハンジサーーーーン!!!!」「イキイソギスギデスハンジサーーン!!!」と楽しんでほしい。
困ったときはハンジさんを見つめておけば乗り切れます。間違いない。


エンドオブザワールドの意味もそれなりにでてくるし。
大まかな疑問点は解消されるし。

あとの疑問点はパンフ読めば解決するよ!!!!




…メイキングの笑顔の國村さんとかプライスレスだからよかったら買って読んでみてください!!!!!!!!!!!!
世界観解説とかもいろいろ書いてあって、資料集とか好きな人は買って損はないはず!
資料系好きで原作好きな人もパンフ買って損はないよ!!!
「リヴァイ」のこととか、「ライナーのこと」とかもちょろっと出てくるしね!!!



…クバル様もとい國村さん紹介ページ、見開きありがとうございます!!!!!!!!!!!!!